声を出さずに鳴く!?サイレントニャーに込められた意味と理由

猫の豆知識




猫にサイレントニャーと言う鳴き方があるのをご存知でしょうか。

サイレントニャーとは、猫が「ニャー」と鳴いている顔をしているのに声が聞こえないという猫の不思議な鳴き方です。

猫を飼われている飼い主さんなら誰もが見たことがあるのではないでしょうか。私も初めてサイレントニャーを見たときに、「あれ?声出てないよ??」「声が出なくなったのか!?」と心配になりました。

けれど、このサイレントニャーは声が出なくなった、鳴くことができなくなったという理由からではありません。

サイレントニャーの意味と理由をご紹介していきます。

無音で鳴く「サイレントニャー」にはどんな意味があるの?

猫の鳴き方にはそれぞれ意味があると言われていますが、サイレントニャーにはどんな意味があるのでしょうか?

猫がサイレントニャーで鳴く理由は、もともと仔猫が母猫に甘える時に使う鳴き方で仔猫の時の名残だと言われています。母猫にミルクをねだったり、甘えるときにとる行動で、飼い主さんにサイレントニャーをするということは母猫へ甘えている時と同じくらいリラックスして信頼しているということです。

この鳴き方は大人になっても残り、飼い主さんを信頼して甘えたいときや気を引きたいときに母猫代わりである飼い主さんにサイレントニャーをするのです。

こちらからの呼びかけに元気よく「ニャー」と返事をしてくれると嬉しくなりますが、サイレントニャーでも気持ちを伝えてくれてるのですね。

猫がサイレントニャーをするのは主にこんな時

  • 母猫や飼い主さんに甘える時
  • 猫同士でコミュニケーションをとる時
  • 何かをねだったり、気を引きたい時

「サイレントニャー」の意味を知ると、猫に「サイレントニャー」で呼びかけられたら猫の愛情を感じて幸せになりますね!

ですが、仔猫のときから飼っている猫でもサイレントニャーをしない猫もいます。サイレントニャーをしないからと言って猫が信頼してくれていないとか、飼い主さんの愛情が足りていないということでは決してありません。

サイレントニャーをする猫は、メス猫よりも去勢したオス猫が多いと言われていますが、いろいろな性格の猫がいるので、結局は個体差だと言えるでしょう。

ちなみに、我が家の猫が私にサイレントニャーをしてくれるようになったのは8歳を過ぎたころからです(笑)

実は声を出している!?サイレントニャーの秘密

人間には声の出ていない口パクに見える「サイレントニャー」ですが、実際はちゃんと声を出しています

人間には聞き取ることのできない高周波の鳴き声を出していると言われています。若い人や耳のいい人でも人間の耳で聞き取れる音域は20キロヘルツくらいまでですが、猫はその3~5倍くらいまでの音域を聞き取ることができます。猫が「サイレントニャー」で鳴いているときは人間の聞き取ることのできない20キロヘルツ以上の音で鳴いているので、人間には聞こえないですが猫同士であれば聞こえるわけですね。

サイレントニャーは世界共通!

実はこの「サイレントニャー」は日本でだけでなく世界中で愛されています!

英語圏では”Silent  Meow”と呼ばれており、仔猫が母猫にミルクをねだるときの行動と言われていて意味も同じなのです。

”Silent Meow”の”Meow(ミャウ)”は日本語の「ニャー」にあたる英語圏の鳴き声で、他にも”Mew(ミュー)”と表記されます。

他の主な言語での猫の鳴き声の表現を一部ですがご紹介します。

  • フランス語「Miaou(ミャウ)」
  • ドイツ語 「Miau(ミアォ)」
  • スペイン語「Miau(ミャウ)」
  • イタリア語「Miao(ミャーオ)」
  • スロベニア語「Mijav(ミヤゥ)」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

サイレントニャーは猫が飼い主さんを母猫と同じくらいに信頼してくれている愛情表現です。愛猫からサイレントニャーをされたら愛情を持って応えてあげて下さい。

声が出なくなる病気もありますので、サイレントニャーをしているがなんだか様子がおかしいと感じたら獣医師さんに相談してください。